大したことのない月曜日である。
決まりきった仕事をして、定時に「お疲れ様です」と言ったときの、返される言葉の温度を測る。
後ろめたくなんかないという暗示をかけているが、効果はない、いいひとと思われたいんだろう、どこかで。
人生でいい買い物をしたなあと思うひとつが、
Bluetoothのスピーカーである。
そんなに高価なものではないけど、初めて“越し“に聴いたときは脳が覚めた。
くだらないことにお金を使わないようにと思いつつ、くだらないことにお金を使うのもひやひやしちゃって、まあよい。
どこか知らないところでは莫大なお金が流動的に巡っているのに、わたしはちょっとした使いすぎを反省したり、節約しようとした矢先にお菓子を買って失敗したり、小さく生きてる。それでいい。池でいい。
ニーアのサントラは絶望的な気持ちになるけど、止められない。