街にすむ

なかなかちょうどよい心地にならないので、エアコンから扇風機に変える。

 

『名建築で昼食を』をまた観ている。

雰囲気、音楽、テーマ、役者さん。すべてが素敵だなあ。

古いものの確かな歴史が伝わってきて、大変ときめく。

 

東京にいたときに行っておきたかったところがたくさんある。

また旅行すればいいのだが、わたしはその街の住人になることが好きなようだ。

京都のときも、何度も旅行すればよかっただけかもしれないけど、京都に住むひとになりたかった。

あたりまえの生活の一部として、自分の布団と枕で寝起きして、適当な朝食をつまみながら最小限の荷物で出かけていく。

自分の日常に、あたりまえに好きな街が息づいていてくれるのがたまらないのだ。

いっときだけでも。

旅行だと、特別感が毛羽立ってしまって、そうはなれない。

ラブライブのCDを聴きながらドライブに行きたい

水曜日が来るたび、映画を観に行こうと思うけれど、そのたび億劫になる。

冷たい浴室で顔を洗って前髪がびちゃびちゃになることを考えると気持ちが萎える。

 

少しでも動き出すとからだがあたたまってきて、

次の行動が苦にならなくなるのだけど、

あたたかい場所から抜け出してまず浴室に立つ勇気はなかなか持てない。

無になる精神が必要。

 

あいかわらず、おいしくない手料理をぼちぼち作っている。

今日は大変あっさりした味の炊き込みご飯ができたけれど、

これは完全にレシピどおりにした自信があるので、

世の中の標準はわたしの味覚より薄味なのだと思う。

健康によいし、これはこのままでよいことにする。

 

ホワイトソース作りがなかなか悲惨で、

正解がわからないし粉っぽいし、グラタンにしてみたけれど、

味見の時点で家族に食べさせるのは気が引けて

ほとんど自分で食べたら胃がもたれた。

翌日、キッチンスケールと計量カップを購入した。

 

毎日、少しだけ新しいことを試す。

ちいさなことでも。

常に、どこかで後ろめたさとか、不安がよぎるけど、わざと見過ごす。

それもなかなかストレスがたまるけど、

今はまだどう身を振るのがいいのかわからないので、無理やり休むことにしてみる。

ライアンうらやましい

あまりにも自分がつくる料理がおいしくないので、

レシピをほとんど参考にせず適当につくったら、

今までで一番まともな味つけになっていた。

 

レシピをちゃんとまもらないから美味しくならないんですよ、

という記事も見かけたので、何が正しいのか真理を模索中。

 

COOL JAPAN』という番組に下村陽子さんが出演されていた。

知らずにぼーっと観ていたので、いきなりテンションが上がって

訊かれてもいないのに家族に説明をする。

残念ながら聖剣LoMの曲紹介はなかったけれど、

下村さんのお話される姿を観ているだけでも幸せであり、

ライアン心底羨ましいと感じた。

日本の(他国を知らないが)ゲーム音楽は本当にすばらしくて、

ストーリーにも入れ込んでいると相まって感動する。

胸が熱くなって転げ回る。

変人と思われてもいいから誰かに語りたくなる。

喜怒哀楽が激しすぎて消耗がすごいけれど、幸福感もすごい。

明日からもがんばれる。

オムレツを作る

ひさしぶりに料理をしているが、実に手際がよくない。

何に関してもそうではあるけど、

頭ではわかっているのに、行動に移せない。

そこでもったりしてこそ自分、という暗示というか呪いというか、大げさに言うほどのことでもないが、ある種ちいさな恐怖がある。

冷蔵庫から取り出したいくつかのたまごを、

熱したフライパンから離れたところに置く。

そこからひとつひとつ運んでは、フライパンの横で割り入れる。

最初からすべてガスコンロの横に出していればこんな二度手間にはならないのに、

なぜか妙な一段階を加えて、それを修正しようとしない。

 

一度こうしたからには、もうこうするしかない。

それが自分なのだ。

 

という妙なこだわりというか、やはり

自分はスマートにものをこなしてはならないという呪縛がはたらく。ふしぎ。

お米とぎ

本棚の、本がものすごく冷たくなっていてびっくりした。

 

確かに出窓の下に拵えられた本棚だけれど、こんなに外気をべったり吸っているとは。冷たい。本と本の間も冷たい。

 

何十年前にも使っていた場所だが、あの頃、そんなこと感じてたかなあ。

もっとずっとたくさん漫画本を詰めていたように思うが。

東向きの角の湿気が強いこととか、床の空気がこんなにすうすうしていたかなとか、年月が経って、建物自体が変化したのか、人間が神経質になったのか。

 

カレーをフライパンで作るのに憧れてやってみたが、ふたがないことに気づいて、その後、隣の流しでまな板を洗うのや、お米をとぐのに少し気を遣った。

そんな日

よく晴れている。

こんな天気のいい日に、窓から射す光を浴びながらのんびりパソコンに向かっているだけって、なんて贅沢な時間の使い方なんだろう。

 

日によって、日記の口調や、考え方が違っていて、自分でも、本当の自分って何なんだろうと思う。

わりとぼんやりした気持ちのときに、過去の日記を見返すと、「何でこんな強い口調や語尾で書いてしまったんだろう」と恥ずかしくなったり、消したくなったり。

昨日、ついつい書き直してしまった。

寝るとき、やっぱり全部消してブログももうやめようかなという気持ちになったりした。

 

日々、心持ちが違うのは当たり前のことなんだけど、自分の場合、自分がないからこうなるような気もする。

うつろいやすいし、流されやすい。

調子に乗ってるときもあれば、そんな自分を振り返って嫌悪してしまったり。

他のひとは、こんな短い期間であれこれ自分を嫌いになったりするものなのだろうか。

 

ファッションやコスメについてもそうで、昔から、こういうふうになりたいという像がとっ散らかってる。好奇心が強いという見方もできるけど、飽きっぽいし、一本筋が通っていないという見方もできる。

どれが本当にやりたいことなのか、どれもそんなに興味のないことだったのか、わからない。

 

 

どちらかというと、何かに集中するということは、小さいときのほうがよくできていた気がするなあ。

下手とか、苦手とかいう感情もあまりなくて、楽しいと思うことをやって生きてたなあ。

何だか、見栄っ張りで、スカスカで、いやだな。

強風

関東の風は強い。

ほとんどの人生を西日本で過ごしきた自分からすると、

向こうでの台風並みには日常の風が強いんじゃないかな。

 

今日も派手に傘が裏返ってしまって、

でも最近のコンビニ傘は骨がやんわりしなって、ちゃんと元のかたちに戻る。

こんなところまで日々進化しているんだな、と地味に感動した。

 

腰ゆらゆら体操というものをYouTubeで観て昨日から実践している。

効いている、というよりは何となく心地よいな、という感じ。

 

簡単だし、きつくないし、これなら続けられるかもしれない。

しばらく頑張ってみよう。